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【後編】ベルギー伝統的地ビールの仕込み見学 <カンティヨン醸造所>

伝統的ビール製法で Lambic ランビックを造り続ける
Cantillon カンティヨン醸造所【後編】


前回のブログ 「カンティヨン醸造所のビールの仕込み」の 続編です♪ ~

冷却槽でウォートが冷やされて一晩待って 天然酵母 が根付いてからの作業から ↓↓↓

熟成庫 01
樽発酵と樽熟成がここで行われます 暗くて独特な発酵と熟成香のする樽熟成庫。。。

屋根裏の冷却タンクからパイプを使って発酵樽へ移される
屋根裏(上)で冷却されたウォートが下階の発酵樽へパイプで移されます。

樽から噴出する泡
数日前に仕込まれた樽から 自然発酵 が始まって「白い泡」が樽から吹き出している様子。
見た目はカキ氷がちょっと溶けたみたい♪♪♪
最初の発酵は激しく、その後ゆっくりとした発酵です。

熟成庫 03
今年のランビック樽が積まれている様子

樽は600リットル位(Bota(スペインのシェリー樽位)が主ですが、225リットル樽もあります。大きさが不統一なのと樽メーカーが様々なのは、古樽を購入する時のコンディションと価格の為。Fudre フードル はコストがかかり、ビールの販売コストがかかるので使わない(使えない)そう。

【樽の表示】
樽の化粧版には「2つのアルファベットと数字」が書かれていました。
上「L」:Lambic ランビックの[L]を意味します。
右「1」:製造ロット
左「N」:今年2010年の記号 年毎にアルファベット順にマーク 
      ※「M:2009年」「L:2008年」

カンティヨン・イリスの熟成樽
樽の化粧版の上「I」=IRIS イリス・ビールの頭文字[ I ]小さめの樽を使用。
※イリス(アイリス)とは「あやめ」の意味、大麦のみで造られたビールです。

ボトル貯蔵庫
瓶詰めされた「GUEUZE グーズ」が保管されています。

Gueuze は Gazeuse ガズーズ(フランス語で炭酸入りの意)からきてるとガイドは説明してくれました。
ランビックは 年代の異なるランビックをブレンド して二次発酵させたビール。若いランビックの糖分が混ざることによって、二次発酵が起こり泡が生じるので、通常のランビックより泡が少々多めとの事だが一般の泡の多いビールと比べると泡は少なめ・・・かな。

樽の洗浄
地下での樽洗浄風景。。。
右手前の樽の中には鎖が入れられ、機械で樽を回転させ樽内を洗浄しています。
樽が回転するたびに樽内へ清掃用に入れられた鎖が「シャリーン、シャリーン」と響く☆

樽洗浄 02
樽の表面に熱い蒸気を当て、手作業で汚れを擦り落としていきます。

樽の洗浄が仕込みと同時に行われるのは、最も清潔な状態で樽を使用できる理由から。

テイスティングできる場所
見学の後はテイスティングBAR
「カンティヨンのランビック・ビール」を味わうお待ちかねの時間♪

【見学日の カンティン BAR MENU】
~カンティヨン・ランビックのテイスティング・メニュー!!!~

テイスティングメニュー(有料)

Gueuze グーズ:年代の違うランビックをブレンドして2年以上熟成
Kriek クリーク:2年間熟成ランビックにチェリーを漬け込んだもの
Rose Gambrinus ロゼ・カンブリヌス:フランボアーズを漬け込んだもの
Lambic(December 2008) ランビック
Faro ファロ:砂糖で甘味を加えたもの
Lou Pepe Kriek 2008 ル・ぺぺ・クリーク:3年以上熟成したランビックにビールリキュールを添加し瓶内二次発酵されたル・ぺぺシリーズのクリーク
Fou' Foune フフン:アプリコットを漬け込んだもの
Mamouche マムーシュ:エルダーフラワーを漬け込んだもの
Pinot d'Aunis ピノ・ドニ:Pinot d'Aunis ブドウ品種を漬け込んだもの
Bruocsella 2007 ブルオクセラ(Gran Cru):単一ビンテージランビックを3年以上熟成したもの
Zwanze 2010 ズワンジ:
Cuvée Saint-Gilloise キュべ・サン・ジロワーゼ:

どれも美味しそう♪♪♪


クリークとグーズ
左:Lambic Kriek ランビック・クリーク 右:Lambic Gueuze ランビック・グーズ

新作 Pinot dAunis
新銘柄「Pinot dAunis」 ラベルなし。(写真が暗くてすみません・・・)
淡いチェリーレッドの色合い、優しいブドウのフルーティな香り、そして引締った酸は、ビールを飲んでいるというよりは、まるでロゼワインを飲んでるかのよう。澱抜きしてないので瓶底にかなりの澱が貯まっているのでパニエでグラスへゆっくり注ぎます。


カンティヨン・ビール
左:Grand Cru Bruocsella 2006(グラン・プラスの市長舎ラベル)   
右:Gueuze グース(Manneken-Pis マネケン・ピス 小便小僧のラベル)

瓶口にはコルクが打たれ、その上に王冠で封がしてあります。

待合室テイスティング場所 02
見学は一回に限らず各工程参加可能。
次回の見学まで暖炉のある待合室でランビックを飲みながら待ちます。

見学開始時に、アンティック鐘を「カーン、カーン♪」と鳴らし、「フレミッシュ~、フランセ~、イングリッシュ~・・・」と合図があります。見学ガイドはオランダ語(フラマン語)・フランス語・英語、お昼頃にはイタリア人も多かったのでイタリア語も追加されました。自分の得意言語で何回でも参加OK。日本語とスペイン語は残念ながら今回は無し・・・。見学後は一旦醸造所を出て食事やら観光をして再見学しに戻ってくる参加者も多かったです♪

朝7時には少なかった見学者も、お昼前にはいっぱいに!!!

小さな醸造所は活気に溢れ、常連さんがブルワリー(ビール職人)や従業員の方達と親しげに、そして嬉しそうに挨拶を交し合っていた様子はとてもアットホームでした♪♪♪

カンティヨンのランビックビール
カンティヨン内にあるショップでカンティヨンビールが売られています。
この他、カンティヨン専用グラスや解説した本、Tシャツ、ジャム、ポスター等々
多数のカンティヨングッズも販売されています☆

【おまけ】

カンティヨンで飼われている猫
カンティヨンで飼われている猫 
(これは別の日に見学した時に撮った猫ちゃん、お食事中♪)

原料となる穀物倉庫に進入する害虫やねずみの駆除として猫が飼われています。これってスコット地方の各ウィスキー醸造所で飼われていた(現在はスコッチ地方では衛生上禁止) Whisky Cat ウィスキー・キャットと同じかしら♪

ちなみにウィスキー・キャットで有名なのが グレンタレット蒸留所の「Towser タウザー!」生涯に捕ったネズミの数でギネス・ブックに載ったほど。同ウィスキー醸造所には銅像もあるらしい!ならば、この猫ちゃんは「ビール・キャット」か「ランビック・キャット」になるのかしら(笑)???


カンティヨン醸造所は通年「ランビック博物館」として一般公開されていて、日本の見学者の方向けに、日本のビール輸入業者が作成した日本語のカンティヨン解説書があるので、外国語がちょっと苦手な方や、ランビックを全く知らない方にも分かりやすいです☆


Cantillon カンティヨン醸造所
Rue Gheude 56, 1070 Anderlecht (Bruxelles), Belgique
Tel: +32 (0)2 521.49.28
http://www.cantillon.be/


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スペインワインが大好きで渡西。スペインにて公認ソムリエとなりマドリッドの老舗ワインショップでソムリエとして勤務後、現在も日々美味しいワインを探し続けています♪
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なるほど!比べては失礼かと思うけど自分はチキンラーメンが好きです。

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06/10 03:02 Miyako ☆彡

サングリアのバーは興味深いね。

バルサのカヴァは日本で受けそうな気がします

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